てんかん・小児神経
てんかん
てんかんはどんな人でもなる可能性がある約100人に1人の脳の病気です。珍しい病気ではないのですが、よく知らないという人も多いかもしれません。
けいれん(ひきつけ)を起こすというイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、てんかんの症状は様々です。ボーと意識がなくなるだけのもの、一瞬だけ手足がピクっとするものなど症状は多岐にわたります。治療法や予後も人によって様々です。
てんかんに関すること、てんかんではないけど何となく心配なこと、どんな些細なことでもご相談ください。
また、当院ではデジタル脳波計を導入しました。準備が整いしだい院内で脳波検査を行う予定です。
熱性けいれん
一般的に生後6か月から5歳くらいまでに、発熱時(通常は38度以上)に起きるけいれん発作で予後良好な小児科ではよく見る子供の病気です。とはいっても熱でしんどそうな子供が目の前で急にけいれん(ひきつけ)を起こすとびっくりして心配になるのは当然です。病院に運ばれて大丈夫だよと言われても初めての場合は不安が拭えない人もいると思います。
救急車は呼ぶの?検査はした方がいいの?予防接種は?予防はするの?
など予後のいい病気とはいわれても心配という方はお気軽にお尋ねください。決まった答えがない場合もありますが話し合いながらその子にあった方法を探せればと思います。