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アレルギー

アトピー性皮膚炎

  • かゆみを伴う湿疹が左右対称に出現し、良くなったり悪くなったりを繰り返します。
  • 外用薬・スキンケア・悪化因子の除去が治療の中心です。症状の強さに合わせて薬を選択して炎症をしっかり抑え込みいい状態の皮膚をキープするのが目標です。
  • 外用薬は保湿剤やステロイド薬が中心で、病気の勢いが強い時はしっかりとした量を使って完全に良くします。良くなったらすぐ中止するのではなく徐々に減らしていくのが重要です。
  • 最近ではステロイド以外の新しい外用薬もありそれらを組み合わせて肌をいい状態にコントロールします。
  • 赤ちゃんの時からお肌をスベスベにすることは将来的なアレルギーの発症を予防するとも言われています。

食物アレルギー

  • 乳幼児の5~10%、学童期以降では1~3%が食物アレルギーと子供には多い病気ですが、乳幼児期の食物アレルギーは年齢ともに治っていく場合が多いです。
  • 危険な症状を起こす食物は除去が基本ですが、一律に除去を行うのではなく必要最小限の除去量を見極めて食べれる範囲で継続して食べていくことが大切です。
  • 食べれる範囲を食べ続けることでアレルギーに対して耐性がつけば食べれる量が少しずつ増すことが除去不要を目指します。

ぜん息

  • 発作的に空気の通り道が狭くなり、ヒューヒュー、ゼーゼーという笛のなるような呼吸となり、息が苦しくなる発作を繰り返します。
  • ぜん息の治療の目標は、「発作がない状態を保って普通の生活を送ること」です。
  • 治療は発作が起きたときの急性期の治療と、そもそも発作が起きないようにする長期管理(吸入ステロイドや内服薬など)に分かれます。
  • こどものうちにしっかりとした長期管理で発作をコントロールすることが、大人への喘息の持ち越しを防ぐ最もよい方法と考えられています。

アレルギー性鼻炎・花粉症

  • アレルギー性鼻炎は、ダニやホコリなどが原因の「通年性アレルギー性鼻炎」と、スギやヒノキの花粉などが原因のいわゆる「花粉症」に分けられます。
  • 最近は花粉症の低年齢化がすすんでおり、小学生低学年の花粉症も珍しくありません。
  • 鼻水や鼻づまりがひどいと日常への影響は大きく生活の質を落とすのでしっかり治療することが大切です。
  • 治療は、原因を遠ざけることや薬物治療(点鼻薬、内服薬)がメインです。また、根本的な治療と舌下免疫療法(SLIT)がよく行われています。

舌下免疫療法(SLIT)

  • アレルギー性鼻炎の原因となっているダニやスギをわざと少量ずつ体に入れ、徐々に体を慣らしてアレルギー症状が起きないような体質に改善する治療法です。
  • 治療は長期間にわたることや毎日継続する必要があることが難点ですが、頑張って続ければ70~80%の人に効果があると言われています。
  • 小児では5歳以上が対象です。ダニに対してはいつでも開始できます。スギは飛散時期でない時に開始します。

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